湿度計のセンサー設置で環境測定
湿度計は環境を知るのに役立つツールで、センサーを自由に設置できるものはより便利です。
機能的には空気中に含まれる水分量を数値化するだけですが、目に見えない環境を理解する切っ掛けが得られます。湿度の変化が小さい室内でも、部屋の上半分と下半分では、湿度計が全く異なる数値を指し示すことがあります。これは、本体とは別に追加のセンサーが使える製品を選ぶと、同時に2ヶ所の測定が行えるので便利です。室内といえば部屋の中心と窓際でも違いますし、ドアの開け閉めでもかなり数字が変化します。
センサーを自由に設置できる湿度計は、部屋の内側と外側を同時に測ることも可能です。室内外の湿度差を調べたり、外の湿度が急激に変化していないかなど、体調管理に役立つ情報が手に入ります。湿度計で分かる数字は、乾燥状態を判断する目安になりますから、乾燥が気になる人に限らず大切な情報です。測定結果は正確性が重要なので、センサーの精度が高い製品を選んで設置したいものです。
センサーが伸ばして使用可能だと、湿度計が設置できる範囲が広がって、役立つ用途が幅広くなります。家具と壁の間の湿度であったり、床下の空気に含まれる水分量も分かりますし、植物を育てる温室の湿度も目で確認できます。数字で空気の状態が把握できると、乾燥だけでなく高湿度に関する対策のヒントが分かります。温度は誰もがチェックしますが、空気は温度と共に湿度もセットですから、水分量も把握できるようにすることが肝心です。